紅葉でのポートレートは初めてです。
紅葉だけなら毎年撮影していたので、人物と撮影する紅葉写真はどうなるでしょう。
ポイントはレンズ選びでした。
2020.11 A7R4で紅葉撮影 いつもの平林寺!
Sony A7R4で撮影する平林寺
準備
カメラ
- Sony A7R4
基本のメインカメラ、ポートレート撮影の時は必ずもっていきます。 - RICKOH GR3
今回、平林寺とは別に角川武蔵野ミュージアムに行く予定だったため広角でワイドで撮影を想定、さらに機動性を重視し持っていきました。
レンズ
- sigma 24-70mm F2.8 DG
持ち出しに迷ったのですが、念のため持っていきます
(実際の撮影では大活躍でした) - Planar T* FE 50mm F1.4
F1.4というところと、失敗したくない時の王道レンズのため持参です。 - FE 70-200mm F2.8 GM
紅葉撮影でほぼ望遠レンズ一択なので持参。
(結局使いませんでした) - GW-4 (GR3用ワイドコンバージョンレンズ)
角川武蔵野ミュージアムでは21mm相当が必要かなというところと機動性重視で選びました。
アクセサリ
なし
事前イメージ
平林寺は何度も行ったことのある場所なので、どの場所でどのように撮影したらいいかというのは大体把握できていました。
イメージとしては、望遠レンズを使用して撮影、背景はややボカすといった感じ。
50mmはあまり使用する機会は無いかもしれませんが一応持っていく。
GRの出番はなし。今回はポートレート撮影なのでモデルさんから少し距離を撮り撮影する。レフ版など光源は用意しない。また曇天であったのでマイナス補正で暗い感じで撮影し、補正が必要かもしれないことを懸念しRAWとJpeg撮影しておく。
撮影開始
現地に到着しましたが、相変わらず太陽は出ておらず曇天。普通の撮影ではテンションも落ちてしまいます。しかし紅葉は曇天だと赤が映える!と期待大です。
撮影の出だしはPlanar T* FE 50mm F1.4
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Planar T* FE 50mm F1.4はかなり好きなレンズです。もともと55mm F1.8というレンズを使用していたのですが、どうしてもPlanarを手に入れたくて手放しました。なんという艶があるんですよね。シャープなレンズではないのですが、しっとりとした美しさ。艶。いいですね~
ブログだとリサイズもされているので伝わりにくいかもですが、一度使ってみてほしいレンズですね。50mmなのでスナップなどの日常使いにも扱いやすい焦点距離だと思います。55mmは、若い女性のような瑞々しさを感じるレンズ(くっきりシャープ、鮮やか)、こちらはさらに洗練された大人の女性のような美しさ(しっとり、艶やか)。好き好きではありますが。
境内は、かなり移動制限がかけられいつも行っていた場所(境内の奥)には行けませんでした。
奥がけっこう良いスポットなんですけどね。。
それでも、何度か場所を変えて撮影していくと、いつもの紅葉撮影とはまた違った写真ができあがりテンションが上がります!
レンズ交換
ここからはsigma 24-70mm F2.8 DGにレンズ交換して撮影です。
Planar T* FE 50mm F1.4のままでも良かったのですが、すこしだけ広角でも撮影したいなぁと思い交換です。
これが、かなりはまりました。もうこの写真が撮影出来ただけで、来た甲斐がありました!
撮影していた時は、そこまででもなかったのですが、家で少しレタッチをしてみたらしても美しい!
それに世界観が出ています。(ここは、モデルさんのポージングの素晴らしさです!)
プロカメラマンの方が撮影の時に「偶然性がスパイスになる」と話していたのですが、まさにそれを感じた写真です。事前にはまったくイメージしていなかった構図ですし、落ち葉の量だとか当日の天候などはまったと思いました。モデルさんの黒の衣装も赤の落ち葉と美しい対比ですね。
これ、今年一番好きな写真かもしれない。
角川武蔵野ミュージアムに移動!
撮影開始
角川武蔵野ミュージアムの公式サイトはこちらから
もう最初からここはGRと決めていたのでGRのみで撮影です。
GRにGW-4 (GR3用ワイドコンバージョンレンズ)を付けます。こうすることで28mmのGRが21mm相当のカメラになるんです!
この辺は、もう記録写真かな笑
もう少しうまく撮れなかったかな。。
館内は基本撮影OKですが、今後どうなりますかね。
すごく映える場所なのでかなり撮影している人も多いです。
なので、純粋に本を読みたいという人にとっては邪魔かもしれません。。
撮影するならなるべく早め行っておいたほうが良さそう。
ただ、ここは有料施設なのと事前予約必須です!お間違えなく!
撮影を終えて
今回も、かなりがっつり機材を持っていきましたが、ストロボやレフ版などの光源は用意しない事が多く今回もそうでした。
理由としては、セッティングに時間、手間がかかるということと、とあるサロンにて色々お話しを聞くとあまり使用していないという人も多く、「無理に使用しないというのも手だな」と思うようになっています。
それを聞いてから撮影の迷いがなくなりました。(特に日中だと、日中シンクロを使わなくてはならず、NDフィルターなどの準備も大変。レフ版ならまだ身軽なのですが、一人でレフと撮影は中々きびしい笑)
さて、撮影ですが当日は曇天で、不安も多々ありました。でも頻繁に撮影させていただいているモデルさんであるということもあり、なんとかなるかなーという気持ちと結果自分なりには大満足の写真もあり良かったです!(むしろ曇天が良かった!)
そして、GRは相変わらず難しいなぁ。。という印象。モデルさんはIPhoneで撮影していましたが、そちらの写真のが良かったという気も 笑