いちおし記事!
SILKYPIX Developer Studio Pro 10 使用レビュー ~使い勝手は ?

SILKYPIX は市川ソフトラボラトリーが手掛けているレタッチソフトです。

ライトルームだと物足りないしPhotoShopだと敷居が高い。そう感じている方必見です !

SILKYPIX Developer Studio Pro 10は、国産であるためとてもユーザインターフェースが使いやすいです。

少しでも興味があるかたはぜひ最後までお付き合いください !

この記事を読んでほしい人 !
  • レタッチソフトの購入をしたいが、どのソフトを選んだらいいか分からない人
  • 今のレタッチソフトに満足できていない人
  • レタッチに興味はあるがレタッチ経験のない人

SILKYPIX Developer Studio Pro 10 使用レビュー

ファーストインプレッション

結論から言います。硬派だけど機能が豊富で操作もしやすい。

2021年はこのソフトを中心にレタッチをしていくことにします。(もうLuminar使わないかも、、)

機能は豊富なんですけど、使っているとなんだか操作しやすい印象がありました。

国産だからでしょうか。

ソフトも買い切りなので、月額費用は発生しません。

 

いままで使用したレタッチソフト(Photo Shop、ライトルーム、Luminar 4、ACDsee PHOTO STUDIO)の中では、

  • 国産だからおかしな表現が見当たらず使いやすい
  • 細かい設定が簡単にできる
  • レタッチの仕上がりがいい !

忖度なしに使い安いです。

Luminar 4は簡単に操作出来て仕上がりも良いので好きなんですけど、操作が簡単な分、微調整が苦手なのではないかという印象。

ACDseeは写真管理ではベストです。レタッチもまあまあやりやすいのですが、、

最新のカメラのrawファイル対応はupdateで対応してくれません。次のversionで対応になってしまうのです。。ここは不親切。

 

SILKYPIX Developer Studio Pro 10は、多少の慣れは必要ですがレタッチは細かく出来るし操作も簡単。気に入りました。

さらに良いなぁと感じた機能。

SILKYPIX Developer Studio Pro 10のjpegの扱いです。特殊な技術で、rawと似たような情報量を持たせているとのこと。それでもさすがにRawには及びません。でもふつうのレタッチソフトより階調が多い気がしました。


フォトグラファーの大村祐里子さんも使用中 !

SILKYPIX Developer Studio Pro 10 気に入った機能ベスト5

最初ベスト3で作成しました。しかし、いい機能がありすきでベスト5に。

豊富なテイストパラメーター ~60種類以上のパラメーター

こうした写真も一発で作成できます。

ちなみに「スゥーイトライト ブルー」というテイストパラメーターを使用しています。

テイストパラメーターを適用したあと、露出やホワイトバランス、その他各種設定の変更もできますので自分の色を作れます。

そして自分で作成したテイストパラメーターを登録しておくことも可能。

これが便利。Luminar4でも使用していた機能です。自分で作成したプリセットを保存しておく機能。

ファインカラーコントローラー ~色毎の微調整

たとえば、赤色だけ強くしたい、彩度を弱めたい。空の色をもうすこしやわらかくしたい。そんなときに使用するツールです。

調整する際、他の色に影響を与えないのでうれしいです。

美肌効果 ~綺麗な人はより美しく、そうでない人は、、

もちろん美肌機能も搭載しています。

かなり調整幅が広いです。1~100くらいの幅があります。

ただ、100にしても不自然な感じにはならないですね。

 

下の写真。テイストパラメーターで「クリアなホワイト」を適用し、美肌効果は中程度の強さ。露出を少しだけアンダーにしてみました。

ホワイトバランスで調整していません。でも白さ、透明感が出ていますね。

ここまで数秒で出来てしまうのはうれしいですね。

そして凄いのが元画像はjpegのしかもリサイズしたものを使用しているとい点。それでこの完成度。すごいソフトです。

↓元画像

このテイスト気に入ったのでもう一枚笑

部分補正ツール ~これがどのソフトよりも使いやすい

顔の明るさや彩度だけ調整したり、写真の上だけ明るくしたり思い通り操作できます。何よりも簡単にできるのがいいです。

他のソフトでも出来るのですが、SILKYPIX Developer Studio Pro 10はとても使い勝手が良いんですね。

jpeg写真がraw並みに編集?

ACDseeでjpegをレタッチしたもの、Luminar4でレタッチしたものとは明確に違いが出ました。白とびしている写真の修整は難しいですが、SILKYPIXだとかなり修正の幅が広がります。

SILKYPIX独自の技術

一般的にJPEGデータは8bit(256階調)の階調を持った画像データですが、「SILKYPIX RAW Bridge」機能により16bit(65,536階調)へ自動で拡張し、RAWデータに近い状態にして調整することができます。この機能により、グラデーション豊かでトーンジャンプが発生しにくい高画質な調整をおこなうことができます。

引用:SILKYPIX公式サイトより

SILKYPIX Developer Studio Pro 10 残念なポイント

一覧表示が遅い

ここが残念ですね。ソフトはとてもいいのですが、写真を一覧表示させるとかなり遅いです。

パソコンのスペックもあるのかもしれませんが、使用PCはcore i7の第9世代。メモリ16GBなんです。

改善できないですかね、、