今回はドローンを三浦半島で飛行させる際の事前申請と当日の注意点について解説していきます。
ドローンはとても楽しい機器ですが、操縦方法には慣れが必要です。
必ず操縦の練習をしておきましょう。実際に屋外でドローンを飛行させると練習とは大きく違うことを体験すると思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
過去の記事はこちら
ドローンを飛ばす際の注意点
ドローンを安全に飛行させるための事前申請は必ずやっておきたいです。
事前に申請しておくものは下記4つです。
これは三浦半島に限らずどこで飛行させる際も行っている内容です。
他の場所でドローンを飛行させたい場合もこの流れを守っていればトラブルは少ないでしょう。
★三浦半島でドローンを飛ばした映像&写真
国土交通省にドローン機体の申請手続き
ドローンを購入したら必ずやっておきたいこと。
それは国土交通省にドローンの機体を登録することです。
これは任意ですが、屋外で飛行させるならぜひやっておきたいです。
https://www.dips.mlit.go.jp/portal/
理由は、
- 屋外でドローンを飛行させる際、飛行場所に市区町村にも許可申請を行います(任意)
その際、「国土交通省に登録済ですか?」と聞かれる場合があります。
→ 「国土交通省に登録済です」と伝えると、担当者は納得してくれやすいです - 200g以上の機体であれば、任意と言えども絶対にやっておくべき
→ 航空法に抵触しなければ不要ですがやっておくことのデメリットはありません。費用は無料です!
三浦半島|今回は浦賀市への事前申請
今回の飛行場所は浦賀市。
そのため浦賀市役所に電話で確認しまた。
そのため安全に注意する事、航空法を遵守すること。
以上を守っていただければ申請は不要ですよ。
国土交通省にも許可申請もらっています。
でも申請不要なんですか?
事前に申請される方はいらっしゃいます。
でも特に申請は不要の場所ですので、申請されてもされなくても大丈夫ですよ。
なるほど、、
今回、飛行予定の浦賀市にある海岸では申請は不要とのことでした。
飛行の予定日まであまり日程もなかったので事前申請は行いませんでした。
三浦半島|浦賀市の警察署への事前連絡
市への事前申請は行いませんでした。
しかし念のため管轄の警察署への連絡します。
結論から言うと警察署への申請は不要ですが、当日何かのトラブルに備え連絡しておきました。
聞かれたこと
- いつ、何時ころ、どこを飛行させる予定か
- 飛行目的は?
- 責任者の住所、名前、連絡先について
担当の方はとても丁寧に対応くださり、飛行場所近くの派出所にも事前に連絡をしておいてくださるとのこと。
※たまに地域住民からxxでドローン飛行させているなどの通報が入り、事前に派出所が把握していれば説明しやすいとのことでした。
ありがとうございます!
FISS(ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能))への事前登録
そして4つ目はFISS(ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能))のサイトにて、飛行場所や飛行内容(高度など)を登録する作業を行います。
こちらも任意なのですが、当日どの場所で誰が飛行しているかの情報を共有する目的のサイトになります。
ドローンを飛行させる際の2の注意点
ドローンの機種にやっても風への耐性は違います。
しかし小型のドローンですのでやはり風には弱い特徴があります。
ドローンは風に弱い
今回身をもって感じたのが「ドローンは風に弱い」ということでした。
当日、朝から強めの風は吹いていました。
葉っぱがさらさらと揺れる程度。そよ風より少し強めといった感じ。
しかし海岸に出ると、かなり強めの風に変わっています。突風というほどではありませんが帽子は飛ばされるほど。
ボクが経験豊富ならその時点で飛行NGにしていたと思います。
しかし、そうした経験のないボクは少しためらいもありましたが飛行させることにしました。
アンコントロール!
風速10mほどであれば、ドローンは耐えるという認識をもっていました。
そのため、ためらいながらも少しだけ飛ばしてみると。
多少風に流されますが問題なさそう。
何回かトライをしているうちに、もっと海岸(海側)に飛ばしてみたいと思うように。
ここがイケナカッタところです。
具体的な心理状態は
- 何度か飛ばしてみたが、そこまで風に押されることはない
- 友達と行った手前、「中止」にはできない
- ドローンが操縦不能になるとは考えもしなかった
危険な心理状態ですね。。
海岸を飛行させているときに
「あれ?離陸ポイントに戻そうとしてもドローンがコントロールできない。。」
上下の操作は可能です。
しかし前後左右、方向転換ができません。
かなりパニックです。
実際におこなった事
- まずは落ち着こう
- 電池はまだ十分ある(海に墜落する可能性は低い)
- 上空は風が強そうなので少し高度を下げよう
少しドローンの高度を下げ、操作します。
ちょっとだけコントロールが可能でした。ほんとにちょっとだけ。
これを何度か繰り返します。
高度を下げる、方向転換を行う
離陸ポイントに近づいてくるのがわかります。
緊張の5分でした。
こちらが当日のドローン軌跡です。
コントロールできていないため、同じところを行ったり来たりしているのが分かります。
やっぱり練習は必要
以前の記事でも書いたように2022年度には100g以上のドローンにも航空法が適用されるようです。
そうなると 199gのメリットがない。。
199gだろうが570gだろうが扱いは一緒。だったら570gでいいんじゃないかなと思いました。
これが大きな決め手となりました。
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でも申請をしておきたいです。
申請をしておけば何をしても良いということではありません。しかし申請をしておくことで「ルールは守っています」と胸を張って言えますよね。